まるやくんのブログ

使ってみて便利だと思ったモノやサービス、仕事やプライベートで学んでいる事を紹介します。

FEM解析の過去情報検索

FEM解析をする際に注意しなければいけないのは、比較対象となる製品と同じ条件で解析を行うことです。特にメッシュサイズや分割パターンは構造解析で応力やひずみの比較を行うために確実にそろえておく必要があります。比較対称となる製品の情報は設計者から指示をもらう事が多いです。しかし設計者自身が比較対象の製品がいつどの解析依頼で実施していたかわからなかったり、別の担当者が解析依頼を出しているなどなかなか過去の情報にたどり着けないこともよくあります。

そういった場合には、私たち解析担当者では依頼ごとにCADモデル名や製品タイプ、品番などを記録していてその中からキーワードで絞りこみ過去情報を探すことになります。しかしCAD形状の詳細な情報まではキーワードだけではわからないため、絞りこんだ形状をいくつかCADソフトに読み込んで重ね合わせて形状差を確認するので非常に手間がかかっています。

最近CADやCAEのベンダーからよくAIを使った類似形状検索ソフトの紹介をしてもらう機会があります。サーバにあるCAD形状を学習させ、CADモデルをドラッグ&ドロップするだけで類似形状を探しだしてくれますし、モデルの形状差も見ることができて非常に便利だと思いました。AIを使うときに、ツールが優れていても対象となるデータがしっかりと管理されていないと上手く使えないこともよくあります。しかし、サーバにCADモデルを置くだけなのでその点は気にする必要がないのも良いです。

難点は導入費用が高いものが多いので、今後こういったツールがもっと増えてきて気軽に導入できるようになるとうれしいですね。